三原色・・・パート2
2008年05月28日
今回はお勉強に近いかな…
昨日の日記でお花や実の三原色を書いたんですが
コランダーくんのコメントを読んだら、つい勉強し直したくなってしまって・・・
以前に色彩検定の勉強をしたときの教科書を引っ張り出してきました
…結構忘れとるやんか…
やばいんでない?
一応、合格はしとるんやけど…
いかんやん…
と、とりあえず、今回は光の三原色について書いてみます
先生やないので、難しい質問は無しでお願いします~
長~くなるので、つまらんかも~という方はゴメンナサイ
また次の日記をよろしくお願いします

光の三原色というのは
テレビのブラウン管をジーっと近くで見ると見えてくる赤・緑・青の3色です
それが光ることで、いろんな色になるんです
赤+緑=黄
緑+青=シアン
赤+青=マゼンタ
上のように、それぞれの2色を合わせると黄・シアン・マゼンタになります
絵の具と違いますね
で、それぞれ混ぜてできた色の光は、元の光の明るさよりも明るくなります
その混色のことを「加法混色」と言います
なんで明るなるんや?と思ったあなた
懐中電灯を2個使って、光を重ねてみてください
重なったところが1個の部分より明るくなってますよね
それです(きっと・・・)
そして、2色を重ねてできた3色「黄・シアン・マゼンタ」を一箇所に重ねると
いちばん明るい色「白」になります
まずは「光の三原色」と「加法混色」についてでした

次に、どうしてそんな色になるのか、の説明です
まずはこの表たちを見てください

なんのこっちゃ?みたいな表ですね…
それぞれの色の、反射率曲線を表したものです
横軸は可視光線の波長で、人間が見ることのできる色の範囲です(nm…ナノメートル)
400nmより小さいと紫外線
700nmより大きいと赤外線です
左から、紫色から赤の虹色をイメージしてみてください
縦軸は色の反射率
物体に光が当たると、吸収されるいろと反射される色があります
反射された光の色が、見えている物体の色なんです
たとえば赤なら、赤以外の色を吸収するので
反射された色「赤」をその物体の色として見てます(右上の表)
そして、全部の色を反射すると「白」に見え(左下の表)
全部の色を吸収すると「黒」に見えます(右下の表)
まぁ、そんなコトを説明してる表です
それで、です
赤と緑の光を重ねると黄色になるのを例にあげてみます

左上の表は、赤と緑の線を重ねたものです
右上の表の点線は、赤と緑の線をなだらかに引いてみたものです
右下は黄色の表です
似てるでしょ?
光を重ねると明るくなる、と言うことは「白」に近くなるのですから
グラフの線は高い方、高い方になっていきます
ってことで、引いてみると、「赤+緑=黄」になるんです(きっと…)
同じように
「緑+青」「赤+青」も、表を重ねて見てみると
それぞれ「シアン」「マゼンタ」のグラフの線になります(よね?)
そして、その3色の光(黄・シアン・マゼンタ)を1つに重ねると
線の高いほう同士をつなげて引いた線が「白」になってませんか?
…いや、なるんです
なんだか不思議ですが、なるんです
って習ったんです
でも、覚え違いもあるかも…
もし、ここまで読んでいただいた方の中で
色彩にめっちゃ詳しい方!
間違ってたら「ちゃうやん!」ってお知らせください…
・・・ふう~
ここまで読んでいただいて、ありがとうございました
つまらんかったかも知れませんね…
スミマセン
昨日の日記でお花や実の三原色を書いたんですが
コランダーくんのコメントを読んだら、つい勉強し直したくなってしまって・・・
以前に色彩検定の勉強をしたときの教科書を引っ張り出してきました
…結構忘れとるやんか…
やばいんでない?
一応、合格はしとるんやけど…
いかんやん…
と、とりあえず、今回は光の三原色について書いてみます
先生やないので、難しい質問は無しでお願いします~
長~くなるので、つまらんかも~という方はゴメンナサイ
また次の日記をよろしくお願いします


光の三原色というのは
テレビのブラウン管をジーっと近くで見ると見えてくる赤・緑・青の3色です
それが光ることで、いろんな色になるんです
赤+緑=黄
緑+青=シアン
赤+青=マゼンタ
上のように、それぞれの2色を合わせると黄・シアン・マゼンタになります
絵の具と違いますね
で、それぞれ混ぜてできた色の光は、元の光の明るさよりも明るくなります
その混色のことを「加法混色」と言います
なんで明るなるんや?と思ったあなた
懐中電灯を2個使って、光を重ねてみてください
重なったところが1個の部分より明るくなってますよね
それです(きっと・・・)
そして、2色を重ねてできた3色「黄・シアン・マゼンタ」を一箇所に重ねると
いちばん明るい色「白」になります
まずは「光の三原色」と「加法混色」についてでした

次に、どうしてそんな色になるのか、の説明です
まずはこの表たちを見てください
なんのこっちゃ?みたいな表ですね…
それぞれの色の、反射率曲線を表したものです
横軸は可視光線の波長で、人間が見ることのできる色の範囲です(nm…ナノメートル)
400nmより小さいと紫外線
700nmより大きいと赤外線です
左から、紫色から赤の虹色をイメージしてみてください
縦軸は色の反射率
物体に光が当たると、吸収されるいろと反射される色があります
反射された光の色が、見えている物体の色なんです
たとえば赤なら、赤以外の色を吸収するので
反射された色「赤」をその物体の色として見てます(右上の表)
そして、全部の色を反射すると「白」に見え(左下の表)
全部の色を吸収すると「黒」に見えます(右下の表)
まぁ、そんなコトを説明してる表です
それで、です
赤と緑の光を重ねると黄色になるのを例にあげてみます
左上の表は、赤と緑の線を重ねたものです
右上の表の点線は、赤と緑の線をなだらかに引いてみたものです
右下は黄色の表です
似てるでしょ?
光を重ねると明るくなる、と言うことは「白」に近くなるのですから
グラフの線は高い方、高い方になっていきます
ってことで、引いてみると、「赤+緑=黄」になるんです(きっと…)
同じように
「緑+青」「赤+青」も、表を重ねて見てみると
それぞれ「シアン」「マゼンタ」のグラフの線になります(よね?)
そして、その3色の光(黄・シアン・マゼンタ)を1つに重ねると
線の高いほう同士をつなげて引いた線が「白」になってませんか?
…いや、なるんです
なんだか不思議ですが、なるんです
って習ったんです
でも、覚え違いもあるかも…
もし、ここまで読んでいただいた方の中で
色彩にめっちゃ詳しい方!
間違ってたら「ちゃうやん!」ってお知らせください…
・・・ふう~
ここまで読んでいただいて、ありがとうございました
つまらんかったかも知れませんね…
スミマセン

Posted by CHIE☆ at 17:26│Comments(2)
│ひとりごと
この記事へのコメント
CHIE☆ さま
ありがとうございます。
光の三原色、加法混色・色の反射率などなど
たいへんに解りやすい説明で、とても勉強になりました。
今までは、訳の解らんまま、赤・青・緑の三色のLEDの光に強弱をつけて
組み合わせて、「こんなもんじゃろう」って感覚で、
カラー照明を作ってましたが・・・・
なんで、こうなるかってことが、はじめて、解りました。
ぼくは、勉強が苦手なもんで・・・
これからも、色彩とか、デザインとか、いろいろ教えてください。
よろしくお願いしまぁ~す!!
ありがとうございます。
光の三原色、加法混色・色の反射率などなど
たいへんに解りやすい説明で、とても勉強になりました。
今までは、訳の解らんまま、赤・青・緑の三色のLEDの光に強弱をつけて
組み合わせて、「こんなもんじゃろう」って感覚で、
カラー照明を作ってましたが・・・・
なんで、こうなるかってことが、はじめて、解りました。
ぼくは、勉強が苦手なもんで・・・
これからも、色彩とか、デザインとか、いろいろ教えてください。
よろしくお願いしまぁ~す!!
Posted by コランダーくん
at 2008年05月28日 19:11

コランダーくんへ☆
どういたしまして(^^
ついつい長い説明になってしまいました(^^;
私も忘れかけていたので、復習になって良かったです♪
でも、私も以前は、この知識を仕事にちょっとは使ってたんですが
結局最後は「こんなもんでしょ」でした(^^;
これからもよろしくお願いします
どういたしまして(^^
ついつい長い説明になってしまいました(^^;
私も忘れかけていたので、復習になって良かったです♪
でも、私も以前は、この知識を仕事にちょっとは使ってたんですが
結局最後は「こんなもんでしょ」でした(^^;
これからもよろしくお願いします
Posted by CHIE☆
at 2008年05月29日 02:25
